La♪ギンマグロ!!

おさかなとワンコのびろぐ
presented by warumono&mar-ko/since2006-jan
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チベタンスパニエルのコト
今回は我が家のワンコ、チベタンスパニエルのガッタくんの紹介です。
それはそれはかわいくて、ワガママで、お利口で…
まあ親バカにならざるえないわけなのですが、とにかく紹介します。
ガッタ01

チベタンスパニエルは、まだまだマイナーな犬種ですが、
なんともいえない味わいを秘めた魅惑のワンコです。
一説によると、パグ、シーズー、狆などの中国犬種の元になった
太古の犬種に最も近いと言われており、
その風貌は素朴で、どことなく古代ちっくな体形をしております。
非オオカミ系・村の残飯あさりの野生犬の末裔…といった感じで、
ガッタを眺めていると、砂塵にけむる中央アジアの遊牧民の暮らしにまで
想いをはせることが可能な気がします(ロマンチックやなあ~)

歴史に登場してからは、チベットのお寺で、見張り番をしたり、
お経マシーンをぐるぐる回したり、坊さんに愛想を振ったりして、
暮らしてきたのだとされており、その性質は、現在も色濃く残されています。
窓辺で見張り番をし、室内の小動物を狩り、猫のごとく顔を洗い、
長い歴史の中でつちかった媚テクで、飼い主の関心をひきます。

…とまあ、おおげさに書きましたが、普段はいたってフツウのワンコなり。
雑種みたいな素朴な風貌で、ひたすら愛嬌があるモコモコくんなのですよ。

チベタンスパニエルをはじめて見たのは世田谷のホルビースにて。
なんだか妖犬みたくて、一目惚れだったんだけど、
お値段が40万とかで、こりゃー買えねえわ…と思い、
もちっとオテゴロなブリーダーさんを探して、家族の契りを交わした次第…
2004年の春先、桜咲く季節にガッタくんはワルモノのお家にやってきました。
ガッタ02

ガッタくんの日常はこれから日誌形式で紹介する予定なんだけど、
とりあえずは、つらかった闘病生活の記録をテキストにしておきます。
もしかしたら同じ症状に悩まされてるワンコがいるのかもしれず、
病気の時に必死こいて、ネットで検索した覚えがあるので、
これだけは伝えたいのだ。治ることもあるんだと知って欲しいのだ。
キーワードは「犬・ジステンパー・関節炎・動けない」ってところです。
■DATA
犬種:チベタンスパニエル
性別:♂
名前:ガッタ
毛色:セーブル
誕生:2004年2月10日
体重:9キロ
特技:おつかい、お鼻ブシュ
趣味:散歩、寝るコト、ぬいぐるみで遊ぶ
性格:ワガママ、頑固、甘えん坊、番犬気質
特徴:アレがひじょーにデカイ
ガッタ03

…以下、闘病記です。画像は発病する前のガッタくん。お手おぼえたて。

■ガッタの闘病記~発病と悪化~
これはガッタくんがまだコドモだったころ、
「主な症状は関節炎のジステンパー」になった時の記録です。
ガッタくんは2月10日産まれで、4月3日にお家にやってきました。
7月1日の時点で発病したから、生後4ヶ月半の時のことです。

ガッタは7月1日の時点で、6キロ弱になり、健康に育っていました。
その日の朝はふつーに元気で、ごはんをもりもり食べてたのですが、
夕方、散歩に連れて行こうとすると、左後ろ足をつかないで、
ひょこひょこと歩くようになり、結局抱っこしてお家に戻りました。
夜になると前足をつかなくなり、後ろ足もついたりつかなかったり、
そしてそのうち、横になって寝たまま、動かなくなってしまいました。

7月2日…病院につれてゆくと、39.5度の微熱があり、
原因不明につき経過観察ということになり、解熱剤をもらいました。
病院ではちゃんと歩けたけど、
お家ではたまにひょこひょこ歩く程度で、ほぼ寝たきりでした。
この時期の子犬が、ほぼ寝たきりなんて、ありえない状態です。
だけど、ごはんはもりもり食べてました。

7月3日…朝病院に行き、抗生物質を注射。
夕方、息が荒くなり、ウーウーうなるようになり、再び病院に。
より強い抗生物質とステロイドをもらいました。
腰から下が麻痺したよーに動かせないので、
「首の神経がアヤシイのかも?」というはなしを獣医さんはしてました。
大学病院での検査の予約を週明けの月曜日に行うことになりました。
この時点ではオレもまーコも、ヘルニアや
先天的な骨の異常などの、外科テキ要因による疾患を疑ってました。

夜、息が荒く、苦しそうで、救急を呼ぼうか迷いました。
死神さんが隣の隣の隣のお家までやってきてる感じでした。
翌朝病院にいったけど、原因不明ゆえ特別な処置はできず。
この週末は、看病ばかりしてました。
熱があり、息が荒く苦しそうなんだけど、ごはんはちゃんと食べてました。

7月5日…
朝、病院に行くと、検査の予約が20日にとれたとのこと。
だけど飼い主がわめけば、もっと早くなるよ…とこっそり教えてくれました。
なるほどと思い、直接交渉すると明日の午前にみてくれるとのコト。
ガッタは寝たきりで、夜にはご飯を食べなくなってしまいました。

7月6日…
朝、大学病院に…でかくてコギレイでごっつい施設の病院でした。
4時間ほど検査(血液、骨髄液、MR、レントゲン)をし、
「多発性免疫介在性関節炎」を発症しているとの診断を受けました。
同時に、それがジステンバーウイルスによるものかも?
…という指摘を受けました。
別の機関で血液検査を行い、その結果は来週になるとのこと。
ジステンバーは致死率90%とも言われる、おそろしー病気です。
ワクチン接種は3回行ってるのですが、
ごくごく低確率ながら狭間の期間に感染することもありえるそうで。

まあいずれにせよ、関節のクッションが液体化して
かなりの激痛をともない、ゆえに動けなくなっているというコトです。
とりあえず、関節の免疫細胞を正常化させるためにステロイドを
投与することしか処置はなく、完全な治療は難しいとのことでした。
人間でいうとリウマチの症状に似た疾患なのです。

帰ってからインターネットで調べると、やがて死ぬか、
一生動けぬままか…というような情報がほとんどで、激しく凹みました。

だけど今思えば、この時に、大学病院の先生がごく少数の症例から
「関節にくるジステンパーかも?」と疑ってくれたことが、
ガッタの回復の一因になってくれたような気がしています。
ジステンバーという病気は確定診断が難しく、
風邪のような症状からはじまって、やがて痙攣を繰り返すのですが、
痙攣が出てからではすでに手遅れというコトが多いらしいのです。
ガッタの場合は、症状が最初からナゾだっただけに、
詳細な血液検査を受けることになり、それが原因解明に繋がりました。

7月7日~
この日からガッタは、トイレにはフラフラ歩きで行けるのですが、
ほとんど寝たきりで、食欲がぜんぜんなくなってしまいました。
病院で高栄養の缶詰と食欲増進材を処方され、それを強制給餌しました。
ガッタはまだ食い盛りの時期の子犬です。
ナゾの病気に打ち勝つタメにはなりよりも体力が大事です。
点滴が必要な状態になったらダメなんだと…まーコがしきりに言ってました。

7月9日~
お昼に大学病院から電話があり「ジステンバー」確定とのこと。
大学病院だからといって特別な処置ができる病気ではなく、
今後の処置は、再び行き着けの獣医さんに託されることになりました。
この日から、システンバーに対して唯一効果があるかもしれない…
と言われている「インターフェロン(3mg)」の投与を開始しました。
(インターフェロンは人間にも使用される免疫を高めるクスリです)
熱があり、ぐったりしていて、触ると痛いらしくウーウー鳴いてたけど、
食欲増進材の効果もあり、健康な時の半分ぐらいのご飯を食べました。

7月10日~
インターフェロンの注射に通う日々(1週間続ける必要がある)
ガッタは熱が高くて、関節がかなり痛いらしく、
夜中になるとひっきりなしに鳴き叫びました。
これではガッタも飼い主もさっぱり眠れません。
撫ぜたり、名前を呼んだり、添い寝をしたりして、
なんとか落ち着かせてたけど、このころが病気の山場だった気がします。
死神さんが隣の隣のお家まで忍び寄ってる感じがモリモリしたよ。

7月12日~
40度を越える熱が続き、症状は悪くなるばかり。
ステロイドの効果が見られないので、体力維持の面を考え、
インターフェロンの投与は続けつつも、
ステロイド治療はいったん休止して、解熱&鎮痛剤を与えることに。
これが効を奏したのか、ぐったりと寝たままだけど、
痛がって鳴くことは少なくなりました。

■ガッタの闘病記~寝たきり生活~
7月14日~
このコロから、ガッタの症状は波はあるものの落ち着きます。
微熱、寝たきり、食欲不振、すこし結膜炎、痛がって鳴く…という感じの
症状が続くのですが、命に別状がある状態からは脱した感じになります。

3日に1度ぐらい通院して、解熱剤、鎮痛剤、食欲増進剤の投与を続け、
体重を量って、あのテこのテで、エサを食べさせる日々が続きました。
ひじょーにいやがるんだけど強制給餌もしたし、
鳥のササミをゆがいてあげたり、ビスケットをあげたり、
チーズふりかけ、ニボシやポカリスエットなど、いろいろ食べさせて
すこしでも体重を落とさないようにしました。おかげで、
体重は5.7キロをいったりきたりしたままで、なんとか保つことができました。

ガッタは居間の敷物の上に寝たままで、
トイレだけはヒーヒー鳴きながらも気合で立ち上がってくれて、
飼い主はヒマをみては、背中を撫でてやり、エサを詰め込む…
そんな日々が2ヶ月ほど続いたのでした。
こーやって書くと、愛犬と飼い主の心温まる闘病生活を想像するかもだけど、
そーでもなくて、ガッタは基本的に痛くてフキゲンなので、
痛いところを触ればウーウーうなるし、愛想はさっぱりないし、
飼い主は飼い主で、ほんのすこしだけ表れてきた本家ジステンパーの兆候
(痙攣や結膜炎)が心配で、気が休まらなくてタイヘンでした。

だけど、そんな生活にも慣れてしまうのが人間の適応力の不思議。
なんだか老犬の世話をしてるみたいなんだけど、とりあえずカワイイし、
生きているので、このままでも構わないように思えてきました。
ガッタの症状も安定し、すこし食欲も回復し、微熱も下がりました。
前脚のほーが力が入るみたいなんで、車椅子でも作ってあげよかな?
なんてことを構想したりして、寝たきりのガッタを見つめる日々が続きました。

■ガッタの闘病記~あっさり回復~
9月の中ごろ~
熱が平熱に戻ったし、症状も安定しているということで、
解熱&鎮痛剤の投与は中止して、
ステロイドをもう一度ためしてみることなりました。
獣医さんの決断により、かなり多めの量を服用することに。

そしたらこれが効いたのですよ♪
翌日には、すこーしだけ動くようになり、なにやら顔がご機嫌そうに…
その翌日には、寝床を自分で選んだり、オモチャで遊ぶように…
そのまた翌日には、さらに動くようになり、部屋中を歩きまわり…
なので、お外に連れ出したところ、歩いたんですよ、ヨロヨロと。
その日は風がたいへん強かったので、風に流されて斜めになりながらも、
ほんの20mほど、ヨロヨロ歩きで、コチラに歩いてくる姿に涙がどばー♪
オレはワルモノなのでかなりのドライアイなんだけど、さすがにこれは。
まーコは泣き虫なんで、あたりまえのよーに涙がどばー♪

それからはどんどん回復していきました。
フトモモの筋肉がほっそりしてしまったけど、すぐに散歩も再開できたし、
食欲も復活して、ぜんぜんフツウのワンコに戻りました。

ステロイドはじょじょに量を減らしつつも与え続け、
ん~と、翌年の1月一杯ぐらいまで飲ませていた気がします。
このへんになると、すっかり治ってるのでメモもないし記憶が曖昧だ(笑)

■ガッタの闘病記~まとめ~
そんなこんなでガッタは「主な症状は関節炎のジステンバー」から
無事に回復したのです。それは、飼い主にとって、奇跡の復活でした。
今は健康そのもので、再発の恐れも限りなく薄い…とのコト。

ガッタにとっては空白の3ヶ月間なんじゃないかな…
動けるようになると、発病前に教えておいたシツケをこなすようになり、
体重が増え、毛がモサモサになり、カラダもぐぐっと大きくなりました。
本来はシツケがいちばん入る時期に病気をして、さんざん甘やかしたから、
ワガママですが、人の言葉をよく理解する元気なワンコに育ちました。

同じような症状のワンコがいて、その飼い主が血眼で検索した時のタメに、
症状と回復の要因をまとめておきます。多くはナゾの領域だと思うんだけど、
回復に向かったひとつのケースとして参考にしてください。

【症状】
・発病は急激。手足に力が入れられなくなり歩行困難になる。
・ごく初期の症状は関節の障害や脊髄の異常を思わせる。
・やがて熱が出て、激痛で鳴く。
・その後、微熱が続き、食欲不振、寝たきりになる。
・肉球が乾燥し、ひび割れる。
・寝てる間の痙攣や、結膜炎は出たけど、
 それがジステンバーの症状として発症したのかはナゾ。
 熱風邪を引いているような状態が続くので、そのせいかもしれない。

【回復の要因】
・行きつけの獣医さんの処置が的確だった。
 へたな診断はせず、かなり初期の段階で精密検査を薦めてくれた。
 その後の処方も妥当だったように思う。
・大学病院の先生が、こーいう症例のジステンバーを知っていた。
・発病後1週間でジステンバーの確定診断が出たので、インターフェロンを
 はやい段階で投与できた。効果はナゾだが進行が止まった可能性アリ。
・激痛&発熱の段階ではステロイドの効果は見られない。
 むしろ、体力低下を防ぐ意味で、鎮痛&解熱剤が必要。
・症状が落ち着いてからはステロイドが有効。
・ガッタが生後4ヶ月半だったので体力があった。
 発病があと1ヶ月早かったら、激痛&発熱の段階でもたなかったかも。
・体重を落とさないように給餌できた。飼い主にできることはこのくらい。
・精密検査とインターフェロンは、それぞれ数万円単位のお金が必要。

■参考リンク
このブログ内の参考リンク(過去1年分の画像集)
・四季のガッタぼん
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Comment
+この記事へのコメント
わーんこー♪
わんこと聞いては黙っていられないβが来ましたよ。
(昔の記事にコメントごめんね)
ワルモノさんこんにちはー♪おさかなも愛らしいけど、わんこっ♪
なんてかわいいんだー。ふわっふわーもふっもふー。

でも、こんなかわいいコが、もっともっと小さかったときにインターフェロンなんて。
人間でも、オトナでもつらいってのに、投与しつづけたなんて。
よく耐えたねえ。えらかったねえ。大きくなってよかったねえ。歩けてよかったねえ。
いい飼い主さんに会えてよかったねえ。アレがひじょーにでかくなってよかったねえ。(?)

あーもう。ほんとかわいいなあ。いいなああ。
イヌがいる生活って素敵でしょう。ねえ。いいなああ。

我が家のアルフくんは歳をとって、きゃんたまブクロが異常に腫れ上がる、という症状に苦しんでいるんだけど、病院の先生は「もう老犬だから手術する方が負担になる」ってそのままになってるよ。
見てる方も痛いカンジのアルフくんだけど、当人はあんまし気にならないのか眠いのか、いつでもぐでーっと寝てるよ。こないだはイヌ温泉に連れてってもらって湯あたりしたらしいよ。いたって平和な老後だよ。

ガッタくんもワルモノさんとまーコさんと一緒に、ずっとずっと永く平和で幸せに過ごせますように。お祈りしてます。
- - - - - 2006/04/04(火) 01:41:30 | URL | β #iNWgv/c2[ 編集] - - - - -
永遠の永久フェチより愛をこめてー♪(笑)
うおーう。べーた姫、よーこそのコト。
まっさかカキコしてくれるとわ(笑)

そんで、ガッタくんのアレの成長を祝福してくれて、
どーもありがしょ。
ほんとすごいデザインなんだよ。
男のオレからしても、えげつなーー♪って感じナリ(笑)

オレが昔実家で飼ってたワンコもね、
晩年は、てぃんたまのふくろがぽんぽこだったです。
ちと痛々しいけど、本人が気にしてないなら、
それがなによりだよね^^
アルフくんの穏やかな老後を、お祈りするです^^

そーいや甲斐犬の店…よーやくみつけた。
夕日にすける茶色のまなざしに感動を覚えましたヨ。
んであであ。いとしの姫よ、ときたまのぞいてくれー♪
- - - - - 2006/04/04(火) 05:25:00 | URL | ワルモノ #7AQdie5o[ 編集] - - - - -
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